Rosy’s バイリンガル子育て Cafe

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【留学するなら何年生から?】マレーシア(イギリス式)の教育制度について

Good day! 

マレーシアのインター校で子育て中の、Rosy(ロージー)です🌹

 

マレーシアのロックダウンは、経済的にはほぼ解除されてきましたが、学校はまだまだです。大学は「年内オンライン授業」がすでに決定しており、高校~小学校も、まだ一部(全国統一試験の学年のみ、他条件あり)しか、再開の発表はされていません。

インター校の多くは6月の終わりか7月の始めで学年末を迎え、夏休みに入りますので、このままオンライン授業からの夏休み突入が決まっている学校がほとんどだと思います。

 

さて、今日は、そんなマレーシアのインター校の教育システムについてお話させてください。

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私自身、マレーシアのインター校に子どもを通わせている立場として、いろいろと考えることがあります。このページはどんどん更新していって情報を厚くしていこうと思っています。マレーシア留学、インター校、海外教育、留学などにご興味のある方は、ブックマークするなどして引き続きご覧ください。

コメントなども、もしいただけたら励みになります。

 

イギリスの教育制度と、イギリス系のインターナショナルスクールに通ってみての実感を含めて、書いてみます。マレーシアをはじめ、イギリス系のインターナショナルスクールに興味のある方はご参考になるかと思います。

(アジアで日本人が行きそうな場所にはイギリス系のインターナショナルスクールが多いですし、また、アメリカ系やIBよりもイギリス系の方が日本人の教育のテイストと合うと思います。理由は後述します)

 

イギリス式(ケンブリッジ式)教育制度について

イギリス式の学校は、9月始まりで、5歳で小学校に入学します。つまり、日本の教育制度との比較で言うと、1年半くらい学年が上がる感じです。

9月1日生まれ~8月31日生まれの子が同じ学年になるので、9月1日生まれの子が日本でいうところの4月2日生まれの立場、つまり、初夏生まれの子が「日本でいうところの早生まれ」の立場になります。日本で「学年でわりと年上の方で、何かと(低年齢の時は)有利」だった4~8月生まれの子は、「学年の中で幼い方」になります。

4/2~8/31生まれの子は「2学年」あがりますので、いっきに大きくなった気がしてしまいます💦

9/1~4/1生まれなら、「1学年」あがることになります。

 小学校には、5歳で入学し、教育制度は以下のようになっています。

 

  🌸  🌸  🌸  🌸  🌸

3~4歳 ナーサリースクール等(保育園・幼稚園にあたる)

4歳の9月~翌年6月 レセプション(Year0という位置づけ)

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(ここからが義務教育)

5歳の9月~翌年6月 Year 1

6歳の9月~翌年6月 Year 2  (Key Stage 1 Y1-2)

7歳の9月~翌年6月 Year 3

8歳の9月~翌年6月 Year 4

9歳の9月~翌年6月 Year 5

10歳の9月~翌年6月  Year 6  (Key Stage 2 Y3-6)

(ここまでが小学校)

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11歳の9月~翌年6月 Year 7 

12歳の9月~翌年6月 Year 8

13歳の9月~翌年6月 Year 9  (Key Stage 3 Y7-9)

14歳の9月~翌年6月 Year 10

15歳の9月~翌年6月 Year 11 (Key Stage 4 Y10-11)

(Year 11の学年の終わりの5~6月に「IGCSE」※受験)

(ここまでが全員共通の義務教育)

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この先のHigher Educationは、「Aレベル」(もしくは「IB(インターナショナル・バカロレア)」)という全国統一試験を目指す人が進学します。そのためには、11年生の終わりに受ける「IGCSE」※で一定以上の成績を取っている必要があります。イングランドでは、88%の子がHigher Educationに進学します。日本人留学生も、海外大学進学を目指す/帰国子女枠での日本の大学受験を目指すなら進学することになるかと思います。

 

※イギリス本国では「GCSE(General Certificate of Secondary Education)」という名前の全国統一試験で、日本語訳にすると「中等教育終了一般資格」となります。これに、「Internathional」の「I」が付いたものが、イギリス国外のイギリス系教育機関で受ける「IGCSE」になります。(イギリス国内でもlGCSEを受ける学校もあるそうです)

 

そして、

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16歳の9月~翌年6月 Year 12

17歳の9月~翌年6月 Year 13 (学年の終わりに「Aレベル」受験)

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となり、

この先は大学進学になります。イギリス系の大学は、3年制が多いようです。

 

※現在はイギリスの義務教育は18歳までとなっているようで、学業を極める人はAレベル等の受験を目指して勉強をし、そうでない人は職業訓練的意味合いの強い学校でインターンなどを経験しながら18歳まで学ぶようです。

 

  🌸  🌸  🌸  🌸  🌸

 

また追って、

「Aレベル」と「IB(インターナショナル・バカロレア)」、どっちがいいの?

についても書いてみようと思っています。 

 

また、「Key Stage(キーステージ)」って? についても改めますね。

 

算数は、日本の方が進んでいる?

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アメリカ系の学校だと、「日本より簡単」とよく聞きますが、イギリス系だとそうでもないです。日本と同じ順序で習うわけではないし、上記のように日本の学年とイコールではないのでどの学年と比較するかによりますが、4/2~8/31生まれの子にとっては、「日本よりイギリスの方が進んでいるくらい」です。例えば、Year 3のはじめ(4/2~8/31生まれの子なら、日本で小学校1年生の2学期)に、もう九九(にあたるもの)を覚え、掛け算・割り算をやります。当然、足し算、引き算はその前に教わっていることになります。その学年の終わりの方には、分数もやります。

日本では掛け算は2年生、分数は3年生だったかと思うので、だいぶ進んでいる感があります。中学校にあたる学年でも、「日本と習う順番が違う」ことが学習のネックになることが多いようです。中学校で習うようなやや高度な数学を、予備知識ナシで英語で習うのはなかなか厳しいものがあります。

そんな時は「その単元を日本語で学習する」ことを行うのも有効かと思います。例えば、こんなサイトはとても役に立ちます。

 

インター校で算数を学ぶときのお助けサイト(日・英)

■とある男が授業をしてみた

https://www.youtube.com/user/toaruotokohaichi

 

 www.youtube.com

チャンネル登録者100万人近く(2020年6月現在)。小3~高校生までの算数が、単元ごとに解説されています。説明もとってもわかりやすい。これで無料とは驚きです。ちょっとした塾代わりになってしまいます。単元ごとなので、わからないことをピンポイントで学べます。無駄な前置きがなくスッと授業に入るスタイルも好感。

上記では、一例として「三角形の面積」についての動画を張り付けてあります。

 

但し、日本とイギリス式では、算数の考え方そのものが違ったりしますので(例えば、掛け算の九九が、「かける数」と「かけられる数」が逆だったり)、そのあたりは自分でうまく調整するしかないです。また、「シンガポールマ・マス(シンガポール式算数)」を取り入れていたり、「インド・マス」があったりと、学校によってさまざまです。

日本語で理解しつつ、その知識をもとに英語で予習・復習しておけば、授業でも戸惑わないと思います。その際はやはり英語のYouTubeチャンネルが有効。これも、学びたい英語のキーワードで検索するといい動画が山ほど出てきます。

 

例えば、三角形の面積、いろいろな三角形の名称、特徴などを英語で学ぶなら、「Mathmatic is Fun」がわかりやすかったです。

■Mathmatic is Fun

www.youtube.com

以下のWebサイトが動画と連動していて、超お役立ち!

www.mathsisfun.com

 

 

マレーシア人はどれくらい英語を話せるの?

マレーシアでは、過去にイギリスが統治していた時代があったこともあり、イギリス英語が使われています。そして、私たち外国人が日常的に関わるような人のほとんどは英語を話せます。

特に、教育熱心なご家庭などでは、子どもをインターナショナルスクールに通わせて、家庭内の共通語も英語にして、子どもの第一言語を英語にしている、というご家庭もしばしば耳にします。特にチャイニーズマレーシアンの方は教育に一生懸命なご家庭が多い印象です(リッチなご家庭が多いです)。

IT企業で働く若いチャイニーズマレーシアンの女性と話したことがありますが、立ち居振る舞いも話し方も、とてもインテリジェントで欧米風な印象を受けました。「発展途上国」と思ってかからない方がいいです。つまり、「インター校に通うような子ども」は、かなり英語もハイレベルです。イギリス系の小学校のYear 5(日本の小学校3~4年生の年齢)で、日本の英語科の高校生~大学生くらいのリーディング&ライティング力が授業で求められている印象です。そのため、中学校にあたるYear7で本流の授業について行こうと思うならば、「小学校卒業時に英検準1級」は適切な例えと言えると思います。

 

小学生で英検準1級レベル、ってほんと?

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当然ながら「学年による」のですが、上記のような感じなので、「あながちウソでもない」という実感です。「日本で英検準1級が取れるレベルでないとインター校の授業についていけない」というわけではないですが、それ以下であれば、英語の補習は個人的にかなり頑張る心構えが欲しいところだと思います。人件費的な物価が安いため、日本に比較して習い事もお手頃価格で通えます。英会話を習うのもいいですし、英語で体操やサッカーやアートなどを習ったりしてもよいかと思います。オンラインの英会話教室も活用したいところです。我が家では、オンライン英会話は【Cambly(キャンブリー)】 を使っています。他もいろいろ試したい❗️

 

無料で試せるオンライン英語学習のリスト・メモはこちらの記事に。

www.mrsrosy.com

 

キャンブリーのレッスンで習った「メール書き出し」「褒め言葉」の表現はお役立ち☆

 www.mrsrosy.com

 

www.mrsrosy.com

 

 

その他、日常生活の中で、ゲーム化された英語アプリを楽しむ、携帯などの設定も英語にする、Youtubeやテレビも(どうしても必要なもの以外)英語のものしか観ない、と決めるくらいでちょうどいいと思います。英語でも楽しめるおバカで楽しいコンテンツはたくさんあります。

また追ってご紹介しますね。

過去記事でも少し触れています。

 

www.mrsrosy.com

 

 

 

EAL(English as Alternative Language)クラスがある学校なら、英語力ゼロでも大丈夫?

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「英語ができないならEAL(ESL、EFLと呼ばれることも)クラスに入ればOK」という考えは、個人的には全肯定はできません。実際、通常、最初はそうせざるを得ないのですが、早くEALを抜け出て本流の授業に加われるように努力をするべきだと思います。理由は、EALは、あくまでも「補習クラス」であり、その学校の本流の授業ではないからです。いかにその学校が素晴らしい授業内容を誇っていたとしても、EALもその学校の優れた教師が教えてくれる素晴らしい授業だ、とは思わない方がいいと思います。

EALで学ぶのは主に英文法であり、それは英会話教室でも、英語アプリでも学べる種類のものだからです。EALに出席し続ける以上、「そのインター校にわざわざ通っている醍醐味」が半減してしまう、くらいの危機感を持ってもいいと思います。特に、駐在でなく、わざわざ親子留学やボーディングスクールでの単身留学として来るなら、なおさらです。

この話は、また別項目で詳しく書こうと思います。

 

なお、EALのないインターナショナルスクール、というのも当然ながらたくさんあります。ほんとにざっくり言うと、EALがあるようなインターナショナルスクールの方が、学費が高い傾向があると思います。EALが追加費用の学校もあります。つまり、「EALクラスに入る必要がない程度の英語力」があれば、比較的安い費用での留学の選択肢が増えるということです。

 

今日のところはこのへんで。

 

ではでは、また。