まさかの…。
子供がゲームアプリで高額課金をしていたことが、
本日発覚致しました。
コロナ禍で家にいることが多く、子供がスマホ、iPad、パソコンに向かう時間も増える昨今、このような事件が起こるご家庭も少なくないのではないでしょうか。
同じようなご家庭の参考になれば、と思い、今回の事の顛末を記しておこうと思います。
- 📱子供が携帯ゲームアプリで高額課金。発覚の経緯
- 📱バレたとき、子供はどうふるまうか
- 📱子どもはどんなゲームに無断課金をするのか
- 📱ゲーム課金は、こうしてエスカレートする
- 📱子供のゲーム課金の手法
- 📱子供のゲーム課金は返金されるのか→されます(条件付き)
- 📱子供/未成年者の課金が返金される法的根拠
- 📱転ばぬ先の杖。返金されるために取っておきたい対策
- 📱事件後の対応、どうするのがおすすめ?今後の約束は?
- 📱結局、ゲーム課金は「悪」なの?それとも、現代の「潮流」なの?
- 📱そして、ゲーム禁止の生活の様子は
- 📱結局、返金後のそのゲームはどうなったのか
- 📱まとめ:子どものゲーム課金を防ぐために普段からやるべきこと
📱子供が携帯ゲームアプリで高額課金。発覚の経緯
子供の無断課金が発覚するのは、クレジットカードの明細から、というケースが多いです。我が家の場合は、iPhoneに登録してあるクレジットカードが普段使っているカードでなくスマホ用にしてあるもので、且つ、基本的に私が課金をしないため使用がほとんどなく、カード明細の確認を怠っていました。そのため発覚が遅れました。
このように、「あまり使っていないカードだから」とか、「郵送からWeb明細に切り替えてから確認を忘れがち」などに思い当たる人は注意しましょう。
必ずひと月に一度はクレジットカード明細の確認を、がおすすめです。(理由は後述)
また、クレジットカードの明細をきちんと確認している人でも、
課金金額が小さかったり頻度が少なかったり、
自分自身もそれなりにApp Storeで課金を行っていたりすると、気づきにくいです。
(クレジットカードでの項目は「Apple Store」だけになっていたりするため)
ですので、定期的にiPhoneやiPadなどの端末から、課金状況を確認する習慣をつけましょう。
❕ぜひこまめに!iPhoneからの簡単な「課金状況」確認手順
クレジットカードの明細を待たずとも、端末から手軽に課金状況を確認できます。
心配な場合は、週末に確認する、とか月曜の朝に確認する、などのルーチンにするのもおすすめです。
手順は、
「設定」→「自分の名前」→「サブスクリプション」
で、毎月課金などのサブスクリプションアプリが確認できます。
広告から無料インストール・無料トライアルへと誘導されて、
そのまま週に数千円単位で引き落とされる悪質なサブスクアプリも最近は多いです。
(英語学習や、子供向け・教育向けなどの体裁をしたアプリにも、そのような悪質なアプリが多くあります)
また、「1か月無料」のトライアルをしたまま解約を忘れていた、
なんてアプリがあるかもしれません。ぜひ定期的に確認しておきましょう。
そして、
「設定」→「自分の名前」→「メディアと購入」(→「アカウントを表示」)
→「購入履歴」
で、都度課金のアプリが確認できます。まずは「過去90日」の課金が表示されます。
無料でインストールしたアプリもここに項目として表示されますが、
金額が「¥0」となっていれば無料ですので心配いりません。
実際に請求が伴う課金を行った項目には、金額が表示されています。
「過去90日」のところをタップすると、1年ごとに履歴を見ることができます。
が、基本的に、返金の対象になるのは「過去60日」の課金です。そのため、月に一度は確認する習慣をつけておく方がよいでしょう。
繰り返します。
「設定」→「自分の名前」→「メディアと購入」から、
「サブスクリプション」と「購入履歴」の確認です。
数回タップするだけです。ぜひ定期的に確認しましょう。
(自戒を込めて)
📱バレたとき、子供はどうふるまうか
さて、数カ月ぶりに、携帯用クレジットカードの明細を確認してびっくり。
子供が普段やっているゲームのアプリから何度も何度も繰り返し課金されていて、
その合計額は10万円弱。
まさかこんなことが起こるとは。
親の目を盗んでこっそりゲームをするくらいは疑っていましたが、
10万円弱もの課金を無断で行うとは、考えてもみませんでした。
しかも、課金をしていたゲームは、いちばんハマっている、よく遊んでいるゲームではなく、たまにしか遊ばないゲーム。
子供がいちばんハマっているのはパソコンで行うタイプのゲームで、
携帯では暇つぶし程度のゲームしかしていないので、そこまでのことをするとは。
ただ、それは「学校のお友達と一緒にやる」タイプのゲームでした。
このように「え、このゲームに課金したの?」というようなことも、起こるんです。
まさか、信じられない、と思っても、動かぬ証拠がそろっています。
子供を呼び出して問い質してみると、はじめはしらを切り、目を泳がせますが、
そのうちどうしようもなくなって白状します。
そして、「お年玉で払う」というようなことを口にしますが、
万引きして商品代金を払えば済むわけにいかないのと同様、
支払えば済む問題ではありません。
また、金額の問題ではなく、無断でゲームをし、
(我が家としては、自室などで隠れてゲームをしたりするのを禁じています。
しかし、プレイ時間・課金日時からみて、隠れてやっていたような時間でした)
さらに、それをしょっちゅう行いながらも、何事もないようにして欺いていた、
そのことの方が罪が重いし、悲しい事実でした。
これについては、こってりとお説教です。
今回ばかりは、かなり本気で叱りました。
欲しがっていた「プレステ5」が楽に変えてしまうような金額を、
それほど好きでもないゲームの浪費的な課金に使ってしまい、
親の信頼を失った上、そのゲームはもちろんアンインストールされます。
涙を浮かべ、話の筋道を理解し、反省している様子ではありました。
📱子どもはどんなゲームに無断課金をするのか
そして、今回子供が無断高額課金をしたのは「Browl Stars」、
通称「ブロスタ」という、小学生に人気のゲームです。
お友達と一緒にチームを組んで闘うバトルゲームで、戦略性が高く、
通常このようなバトルゲームは男子のプレイヤーが多いのですが、
この「ブロスタ」に限っては女子もけっこう遊んでいるようで、
普段はゲームや趣味で共通点がないいろいろなお友達と交流できると言っていました。
音声チャットはありませんが、ゲーム中にテキスト(文字の)チャットができます。
その「ブロスタ」への課金が大半で、
同じゲーム会社によるシステムの似たゲームである「クラッシュ・ロワイヤル」(通称クラロワ)と、
LINEゲームでお友達から誘われた「にゃんこ大戦争」に少々、という感じでした。
なぜ「ブロスタ」にそんなに課金したくなったかと言うと、
「ブロスタ」には対戦に勝ち進むと得られる「トロフィー」、「メダル」、「パワーポイント」、「ジェム」などというゲーム内通貨やアイテムがあり、
また、それらを使って「宝箱」を開けて「レアキャラ」が当たるかもしれない、
という仕組みで、この「宝箱」が射幸心を煽るようです。
ゲーム内で「ジェム」を買うと、やりたいことが全部できるそうで、
特に、「宝箱」を開けたくて、というのが課金の主な動機のようでした。
キャラは、獲得するとカードのように並び、コンプリートを目指したくなる
つくりになっています。
また、レアキャラを持っていると、お友達との間でも話題になったり、一目置かれたりもします。
同じゲーム会社が提供する「クラロワ」も、同じようなシステムだそうです。
そして、「にゃんこ大戦争」は、とぼけたキャラの風貌とはかけ離れた
大量課金を促すゲームでもあるようです。
我が家はそれほどでもなかったものの、Web上ではこのゲームに数十万円という金額を課金した子供の話が散見されます。
また、このゲームは、LINEに登録されているお友達にゲームのインストールを促す無料の「招待」を送ることが簡単にでき、
招待した方にもされた方にもポイントがたまり何かしらの特典があるようで、
子供が「お友達を招待したい」思うのは無理もないです。
また、LINEゲームというアカウントが自動にLINEに登録されてしまい、
LINEで繋がっているお友達が同ゲームをプレイすると
「○○(友達の名前)が助けを呼んでいるニャ」などとゲームのお誘いメッセージが来るのです。
正直、迷惑極まりないです。
こちらはすぐに削除したため、ゲーム画面までは見ていないのですが、
ゲーム自体は無料ですが、行き詰まると大量の「ネコカン」というアイテムが
必要になるため、そこでどんどん課金してしまうようです。
かなり中毒性の高いゲームのようで、人によっては70万円とか100万円とか
短期間で簡単に課金してしまうそうです。(1回の課金で1万円くらい使える)
❕子供が高額課金してしまうゲームの特徴と、注意すべき傾向
このように、子供が課金してしまうゲームの特徴としては、
1.「ガチャ」の要素があり射幸心を煽る(くじ引きのようなもの)
2.お友達と一緒に遊んでいる(競争心・自慢したい気持ち)
3.ワンクリックで課金できる金額が大きい(数百円でなく、9800円とか)
だと言えそうです。
もし、お子さんにゲームの話を聞いたときに、
「フレンド」、「チャット」、「チーム」、「メダル」、「ランク」、「ジェム」
「トロフィー」、「アイテム」、「レア」、「限定」、「コンプリート」
などのキーワードが多く出てくるようなら、注意してみましょう。
📱ゲーム課金は、こうしてエスカレートする
概ね、課金の最低額は250円程度であったり、ちょっとしたお菓子や文具くらいの値段です。そのため、「これくらいなら、いつも買ってもらっているものと同じ」というような気軽な感覚で課金をしてしまうようです。
そのうち、その上の「610円」、「1200円」、「2400円」などの方が相対的にお得なパックになっていることに気付き、250円を繰り返して課金するよりは効率がよいと考えるようになり、少しずつ金額があがっていきます。
そして、その上の「6100円」、「9800円」などという金額はさらに効率がよく、限定パックだったりするため、「今だけお得なパック」として購入するようになります。そして、そのくらいの金額なら「お年玉でもらったことがある」ので、自分で手に負える金額だと思ってしまうのです。
当然、それを繰り返せば簡単に10万円、数十万円、と累計額が膨らんでいくのですが、
目に見えず、ゲーム内でもすぐ使ってしまう「ゲーム内通貨」として購入するため、また、ワンクリックでいとも簡単に購入ができてしまうため、累計していっていることに考えが及びません。特に、小学校低学年などの低年齢だと、感覚が麻痺するのが早い印象があります。
❕普段の生活から注意できること
普段から理由なく何でも買ってあげることを控えて、時には我慢させたり、理由のある時だけ買ってあげる約束にすることや、
祖父母にあまり高額なお年玉をくれないように依頼しておくなど、
「分不相応な金額を自分のものだと思わない工夫」は必要なのかもしれません。
もし高額なお年玉やお小遣いをもらったら、その半額は祖父母の誕生日にプレゼントを買って贈るなど、
「自分の名前でもらったお金でも、自分一人が好き勝手に使えるものではない」
というスタンスでいるくらいでよいのではないかと思います。
📱子供のゲーム課金の手法
親が寝ている間に、こっそりと指を押し付けて指紋認証を使った、
と白状しました。
思いっきりクロですね。
📱子供のゲーム課金は返金されるのか→されます(条件付き)
結論から言うと、条件さえ当てはまれば、簡単に返金されます。
金額が数万円程度、60日以内、であればほぼ確実だと思われますので、慌てず対応しましょう。
(ただし、逆に、子供のお小遣いで払える程度の少額だと返金対象にならないようです)
我が家の場合も、数万円レベルと、数十万円単位のように大きくなかったためか
(全額ではなく、返金可能な60日以内に使った金額)
iPhoneから4クリックだけで返金申請が済み、
24時間以内にはもう「返金済み」の印がついていました。
60日より前に行われた無断課金は、さすがに気付かなかった私の落ち度であるので
(悪いのは無断課金をした子供であることに違いはありませんが、
Apple Storeに返金を申請する筋合いではないので)
数万円は授業料ということで。
❕Apple Store、返金申請の手順
reportaproblem.apple.com にアクセスします(どのデバイスでもOK)
-
課金が行われたApple ID・パスワードでサインインします。
-
過去60日の取引履歴が表示されますので、返金手続きをしたいアイテムの横に「報告」または「問題を報告」ボタンが表示される場合は、そのボタンをクリックします。
-
ページ上に表示される指示にそって「返金をリクエストする」のプルダウンを選択、次いで、返金の申請理由を「子ども/未成年者が承認なしに購入した」を選択し、リクエストを送信します。
申請がなされると、
「リクエストの状況を確認する」というリンクが現れますので、
翌日~48時間以内くらいに確認してみてください。
問題のないケースの場合、すぐに返金されると思います。
ひとつ注意ですが、一旦返金申請が受理され、返金が行われると、
同期間内の他の購入履歴はすべてグレーアウトし、その後追加の申請はできないようになっています。最初の申請時に間違いのないようにチェックしましょう。
📱子供/未成年者の課金が返金される法的根拠
こんなにすんなり返金されるとは。
そもそも、なぜこんなに簡単に返金されるかというと、それには法的根拠があって、
子供は「判断能力に欠ける未成年を守るための法」に守られているからです。
つまり、購入者が「未成年」であること、「保護者の承認がなかった」こと、
「60日以内」であることが、返金のための大前提3点セットといえます。
加えて、「過去に返金の事実がないか」も重要です。
さすがに常習犯には対応してもらえない可能性が高いです。
返金額が小さければ、やり取りするマンパワーの方が高コストになってしまうので、
すんなり返金してもらえると思います。
また、これは私見ですが、今回のゲームが「SUPERCELL」(テンセント社傘下)
という大手ゲーム会社であったことも幸いだったのかもしれません。
悪質な会社である場合、返金対応されない(されづらい)という情報も見かけます。
気を付けましょう。
詳しくはこちら。東京都からの情報発信が、読みやすくまとまっていました。
www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp
トラブルになった場合に使えそうな書面のフォーマットも掲載されているので、
こじれた場合には👆のサイトをご一読を。
以下は👇消費者庁による「契約について理解しよう」(教材)です。
成人年齢の引き下げには注意しましょうね。2022年4月1日から、18歳成人です。
一部抜粋します。
- 民法に「年齢二十歳をもって、成年とする」(第4条)とあり、20歳未満の者 (未成年者)が法定代理人(通常は親権者)の同意を得ずに結んだ契約 は、本人又は法定代理人が取り消すことができます(同法第5条第1項、 第2項)
- すなわち現行法では、「20歳未満」という点のみで契約の拘束力から逃れ ることができます。
- 親権は通常は共同して行われるので、両親の同意が必要です。取消しの 方法は相手への意思表示によって行い、様式は問いませんが、通常は書 面で通知します。詳しくは消費生活センターへ相談しましょう。
- 取り消すと契約は初めからなかったことになります。受け取った商品等は 現状のまま返品し、使ってしまって残っていない場合には返す必要があり ません。しかし、それが生活必需品の場合は、返品した商品を使用していた ことで当然支出したはずの出費を免れていると考えられ、その意味では利 益が残っているといえるため、その分を消費者は返す必要があります。
- 未成年でも、結婚している場合や、親から渡された小遣いの範囲で契約し た場合、成人してから代金を支払うなどして追認した(支払ったことで過去 の事実を認めたこととなる)場合には取り消せません。また、自ら成年だと嘘 をついた場合も取り消せませんが、事業者に指示されて20歳と契約書に 書いた場合、インターネットで単に「20歳以上ですか」との質問に対し「は い」をクリックしたにすぎない場合などは取り消せることもあります。
- 未成年者取消しの制度が適用されなくなることを狙って、20歳の誕生日 直前から勧誘し始め、メールやSNS等により関係を継続し、誕生日を過ぎ てすぐに契約をさせる悪質な業者もいるので注意が必要です。
❕Appleサポートセンターの電話番号は0120-27753-5
もし私がきちんと60日以内に気付いていたら、全く被害なく返金されたと思われます。
もしかしたら、60日を超えていても、Webからの手続き前にサポートセンターに電話をして理由を説明して交渉したら返金のご厚意を受けられたかもしれません。
我が家の場合はそこまではいいやと最初から要求しませんでしたが、
諦めきれない場合、トライしてみる価値はあるかもしれません。
その場合、くれぐれも、Web申請前にお電話をすることをおすすめいたします。
Appleサポートセンターの電話番号は0120-27753-5です。
📱転ばぬ先の杖。返金されるために取っておきたい対策
上記の返金条件を主張し、大きな痛手を負わないために、
・子どもに携帯を渡すなら、一般的なペアレンタルコントロールはかけておく
・子どもの登録年齢を、きちんと実年齢にしておく(大人にしない)
・「アプリ内課金」を禁止する設定にしておく。または、自分もアプリ課金をするので禁止設定はできない、という場合は、子供に渡す時だけでも禁止設定にする。
ということが言えるかと思います。
❕簡単です。覚えましょう。「App内課金」を「許可しない」にする手順
設定→スクリーンタイム→コンテンツとプライバシーの制限
→iTunesおよびApp Storeでの購入
とすすみ、
・インストール
・Appの削除
・App内課金 ←これだけでも「許可しない」にしておく
パスワードを要求 は、「常に必要 」にしておく。パスワードを子どもに教えない。
📱事件後の対応、どうするのがおすすめ?今後の約束は?
世の中のケースを見ていると、「ゲームを一切するなというのも可哀想だから」
という論も見受けられ、そこは家庭の考え方次第ですが、
親のクレジットカードやアカウントを使った無断課金は、ほぼ犯罪行為と考えます。
自分を律することができず、目の前の欲望に簡単に負けるような心に問題があり、
そのような心でいることが明らかになった以上、
射幸心を煽るようにできているゲームをやるなんてもってのほか、
というのが我が家の結論です。
「ゲームをしたくて勉強等を頑張る」というプラスの側面もあるものの、
「宿題さえ終わっていればゲームをだらだらとする」「時間を守らない」などの面も目立ってきていました。
そのようなだらしなさが、心のゆるみ・弱さを育てるのだと思うので、
一旦は「一切禁止」です。
その上で、勉強なりスポーツなり、前向きで創造的なことで、
なんらかの結果を出すほどの努力をして、その努力ができた=「心が強くなった」
と証明できて初めて、再開を交渉するスタート地点に立てる、と言ってあります。
ゲームが今や子供たちの社交場であり、共通言語で、
お友達からのゲームのお誘いを長期間無視し続ければ、
もう誘ってもらえなくなるかもしれません。
それは子供にとって、とても困ることだと思います。
が、それほどのことをしてしまった、と反省し、
汚名を返上するように奮起するなかで、自らを見つめ直してほしいと思っています。
📱結局、ゲーム課金は「悪」なの?それとも、現代の「潮流」なの?
携帯で本も読める、映画も観られる。その対価を支払うのは当然だと思います。
ゲームだって、良質で勉強になるものがたくさんありますし、
勉強にならなくたって、お友達や家族とのコミュニケーションになったり、
最新もしくは未来の技術に直に触れられたりと、よい点ももちろんたくさんあります。
何かを得るために課金をすることが、全部「悪」だとは考えていません。
ただ、「未来への投資」でない「単なる消費」に高額をかける気にはなれないので、
プリペイドカードを用いて限度額を決めるなり、
何らかの方法で子供自身が「稼ぐ」なり、
将来に役立つ本を買う金額の「何分の一の額」などと決めるなり、
自分のお小遣いの中から慈善団体に寄付する金額と同じ額だけ、と決めるなり、
簡単ではない方法でさせないといけないと思います。
ルールを話し合うこと、ルールとその理由を子供自身が考えて一緒に決めることが
大切なのではないでしょうか。
「お誕生日だから1万円課金できる」「お年玉もらったから5万円課金できる」と、
欲しいだけゲームに使うというのはちょっと違うかな、と考えています。
📱そして、ゲーム禁止の生活の様子は
ゲームを禁止にしたら、本を読むようになったり、早く寝るようになったりと、
(あとは、罪悪感から宿題をちゃんとするようになったりとか)
生活リズムが整いました。
今後再開するにしても、曜日を決めるなり、時間の制限を以前より厳しくするなり、
「ゲーム以外の時間」の充実を図っていきたいです。
📱結局、返金後のそのゲームはどうなったのか
Appleによる返金がなされると「その権利は最初からなかったこと」になるとのこと。
それで言えば、「ブロスタ」内で購入した「ジェム」によって開けた
「宝箱」から出てきた「レアキャラ」は消えているのかな、と思ったのですが、
それらはそのまま残っており、
「ジェム」の保有数が「マイナス数万」という数字になっていました。
結局、ゲーム内で手に入ったものはそのまま残っているのです。
これは…考えようによっては…。得したままになってしまいますね…
でも、そのゲームはアンインストールしますけどね。
📱まとめ:子どものゲーム課金を防ぐために普段からやるべきこと
・ペアレンタルコントロール設定
・App内課金の禁止の設定
・定期的な「サブスクリプション」「購入履歴」の確認
・ゲーム課金をする際は、プリペイドカードしか使わない
・ゲームのルールを子供自身が考えて、主体的に守る
・どんなゲームを、どのような楽しみを見出して遊んでいるのか、
普段から把握できる程度にきちんとした親子のコミュニケーションをとっておく
結局、親子の会話がいちばん大切かもしれません。
これに限らず、何らかの事件が起こって、親が激怒したりすると、
普段の信頼関係がないといろいろなものが決定的に損なわれてしまう気がするので。
子供のゲーム課金で困る方が減りますように願っております。
ではでは、また。
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